2013年05月26日

夏の新機種2013 au編

夏の新機種、最後はau編です。


auの夏の新機種、発表されたのはたった4機種のみ。よく言えば厳選したと言えますが、悪く言うと絞り込み過ぎて選択肢が狭まったとも言えます。今回の機種数を考えると、それだけiPhoneが売れているという点と既存の機種がダブついているので、それを調整したいという思惑が見え隠れしているとも。

もう一つの側面として考えられるのが、LTE(iPhoneシリーズ・iPadシリーズ)のエリア問題。
これ以前にも、Eメール障害・データ通信障害(これもiPhoneシリーズ・iPadシリーズが絡んでいる)と並ぶ不祥事だったのですけど、LTEの件については、iPhoneシリーズ・iPadシリーズが2.1GHz帯の通信網しか利用できないのにもかかわらず、800MHz・1.5GHzと併せて利用できるように錯誤させたことで主要都市の96%利用できるという解釈になったのでしょう。
こうなったのは、iPhoneシリーズ・iPadシリーズがアップルが供給している端末(あくまでauは販売代理店という位置付け)という位置付けだったためで、Androidの機種のようにauが供給している端末であれば、auのネットワークに合わせて制作できたのではという分析をしている人もいますけれども、元々iPhoneシリーズ・iPadシリーズはアップルが供給している端末だということは分かっていたはず。そういうことであれば、iPhoneシリーズ・iPadシリーズ除くと書けばよかったものの、販売好調だったのが仇になったのでしょうね・・・

なお、スマートフォンの普及率が5割にならんとしている状況を考え、初心者へのサポート体制をこれまで以上に強化しています。それは個人ユーザー向けの会員制サポートサービス「auスマートサポート」というもので、3150円/3ヶ月(1050円相当/月。4か月以降は399円/月)で、24時間体制のユーザーサポート(9:00~23:00まで通常営業。それ以外の時間は事前予約が必要)、主張サポートである「スマホ訪問サポート」(別途8925円/回が必要)、15日間試用ができる「スマホお試しレンタル」、データ復旧サービスを20%割引で利用できるなどの特典が受けられます。


では、新機種の紹介です。


①HTC J One HTL22
台湾のメーカーHTCから発売される4.7インチHD・TFT液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid4.1。
ステレオスピーカー「HTC BoomSound」以外に、おサイフケータイ・ワンセグ・赤外線通信といった日本独自の機能を搭載している。

個人的感想
日本独自の機能を搭載しているものの、この機種はHTC Oneという海外機種が前面に出ているモデルになっている最大の特徴として日本では対応していた防水・防塵機能には今回対応していない。しかしながら、おサイフケータイ・ワンセグ・赤外線通信やカバー付にして、SIMやmicroSDが取り出せるようになっているのはいい配慮だと思う。


②Xperia UL SOL22
5インチのフルHD液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid4.1。
1310万画素のCMOSカメラ・IPX5/8相当の防水機能・ワンセグ・おサイフケータイ(FeliCa・NFC)・WALKMANアプリなどを搭載している。

個人的感想
全体的にバランスのいい機種。特にカメラ機能が充実しており、秒間で15枚連続撮影が無制限で可能になっている。


③AQUOS PHONE SERIE SHL22
4.9インチHD・IGZO液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid4.2。
IPX5/7相当の防水・IP5X相当の防塵機能、3080mAhの大型バッテリー、1310万画素のCMOSカメラ、シンプルモードを搭載している。

個人的感想
この機種は非常に高機能が揃っていて、かつIGZO液晶なので非常に高精細の描写が楽しめるようになっている。それだけでなく、3080mAhの大型バッテリーで長持ちもするだけでなく、急速充電も可能になっているので、あまり充電しなくてもいいだけでなく、緊急時の充電も対応できる万能選手とも。また、これだけの機能を揃えておきながらシンプルモード対応になっているので、初めての人にも薦めやすい機種になっている。オススメ。


④URBANO L01(KYY21)
京セラから発売される4.7インチHD・TFT液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid4.2。
IPX5/8相当の防水・IP5X相当の防塵機能、スマートソニックレシーバー、1300万画素のCMOSカメラ、一般的なケータイのメニュー画面のようなホーム画面にできるエントリーホームなどを搭載している。

個人的感想
大人のためのシリーズということで、中高年層を狙った機種のスマートフォン版の第2弾。
今回はシンプルモードまではいかないものの、スマートフォン初心者向けの機能を備え、一般的なケータイからの意向しやすさを訴求している機能面でもそつがなく、シンプルホン系の機能面が限定されているといったこともないので、薦めやすいのではないかと思う。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)TrackBack(0)