ドコモも他の機種と同様に高速化をウリにしており、全国のXi下り最大100Mbps化を図る以外に、東名阪(南関東・東海4県・関西圏)では下り最大150Mbpsの超高速通信を対応させていくとのこと。
また繋がりやすさも追求しており、従来の周波数帯(2GHz・800MHz・1.5GHz)に加え、1.7GHz帯を追加し、クワッドバンドを効率よく使用して、繋がりにくさを解消していくとのことだそうです。
そして、何かと話題になった『ツートップ政策』は影をひそめ、オススメ機種としてドコモが推していくふうになっていきましたが、ツートップ政策の反省からか強く推すというふうではなく、あくまでオススメ止まりになりそうです。なお、今回のオススメ機種は、富士通東芝・ソニー・シャープの国内モデルになり、海外モデルは外される格好になっています。
それ以外では、いよいよドコモのクラウド化させたメール機能「ドコモメール」が10/24からサービス開始になります。この機能開始により、デコメなどが簡単に作れるようになる他、他のスマホやタブレットでもdocomo IDで繋がるようになっています。またPCとの連携も行えるとのことだそうです。
では、新機種の紹介です。今回はドコモのオススメ機種と目される3機種の紹介です。
①AQUOS PHONE ZETA SH-01F
5インチフルHD・IGZO液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid4.2。
端末を握るだけで反応する「グリップマジック」に対応している他、1610万画素のCMOSカメラ、3000mAhの大型バッテリー、周囲の明るさ・時間帯などでディスプレイの調整を行う「ユースフィットモード」を搭載している。その他、フルセグ、IPX5/7相当の防水・IP5X相当の防塵機能、おサイフケータイ、急速充電などを搭載している。
なお、限定3万台でドラゴンクエストシリーズとのコラボモデルが販売される。
個人的感想
機能面ではかなり充実しており、auのAQUOS PHONE SERIE SHL23に似たものになっている。ただその機種と違うのは、ディスプレイがドコモの方が大きいのに対し、赤外線通信がドコモの方には入っていないところか。
auの機種がバランスのよさなのに対し、ドコモの機種はハイスペックを追求したものになっている。正にオススメ機種にふさわしいとも言える。
また、限定のドラゴンクエストモデルには、「ドラゴンクエストⅧ」がプリインストールされている他、今機種に合わせたアプリも用意されている。また将来的には「ドラゴンクエストⅩ」もインストール可能になっているので、ドラクエフリークには正にオススメの機種になる。
②ARROWS NX F-01F
5インチのフルHD・White Magic(TFT液晶。RGB(赤・緑・青)にW(白)の光線を加えたもの)を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid4.2。
低ノイズの撮影のできる「GRANVU」を備えた1310万画素のCMOSカメラを搭載した他、指紋認証機能、3200mAhの大型バッテリー、フルセグ(要付属アンテナ)などを搭載している。
個人的感想
バッテリーが他の機種より大型化されている以外は極めて平均的な機種になっている。しかし、この機種のウリである指紋認証機能は健在で、最近搭載されたiPhone 5sに比べてもよくできたものになっていると思われ。
③Xperia Z1 SO-01F
5インチのフルHD液晶を搭載しているストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid4.2。ベースになっているのは海外モデルのXperia Z1。
2070万画素のCMOSカメラ、3000mAhの大型バッテリー、IPX5/8相当の防水・IP5Xの防塵機能、フルセグ、赤外線機能、おサイフケータイ(FeliCa・NFC)が搭載されている。
個人的感想
基本的な機能はauのXperia Z1 SOL23とあまり変わらない。auの機種との違いは、ドコモのみで対応しているNOTTVのみくらいか。カメラに関してはハイスペックなので、カメラ機能に充実感を求めたい人には、この機種がオススメになるだろう。
次回もドコモの機種の紹介です。

