今日の発表会ではその詳細は明らかにされなかったばかりか、「105回言ってますがノーコメント」と言いきったほど報道統制を図っています。
しかし、iPhoneはauで販売されるのではないかと思われる事態がいくつか現れています。
その一つがAndroid au。昨年9月末からスマートフォンを販売するため、ソフトバンクのiPhoneに対抗するためにスマートフォンのOSのひとつであるAndroidに特化しようという試みで始まったものです。
そのAndroid auでは対ソフトバンクを意識した部分が徐々に強くなり、「iPhone(ソフトバンク)を買うくらいならauのAndroid端末を買った方がいいよ」というメッセージを大なり小なり流し続けていました。
ところが、iPhone発表の直前、突然このAndroid auを指揮していた人が左遷されるということが起こりました。そして今日、大規模なキャンペーンが終わったかのように公式サイトも閉鎖されました。
『Android au』というコピーは当分Android端末が販売されるので続けて使用されるそうですが、もはや積極的に使われるコピーではないことの暗示になっているのでしょう。実際、発表会の中でも、「キャリアがゴリ押しするのではなく、お客がサービスを選ぶ時代」という趣旨の発言をしています。
以上のことから、Androidオンリーで進めることはないという意思の表れとも取れるわけです。その証左の一つとして既にauはWindowsの機能を搭載したWindows Phone(IS12T)を販売しています。
これらの出来事が本当にiPhoneへの販売に繋がってくる出来事になるのか、それとも単なる看板の架け替えで終わるのか?恐らくそれは秋冬モデルの販売が本格化する頃わかるのでしょう。

