ソフトバンクに関して、まず最初に挙げられるトピックはイーモバイル率いるイー・アクセスとの合併。詳細はこちらに譲りますが、未だに解せない・・・。これに伴って、次のサービスに関する話が出てくるわけで。
それがiPhone5の発売とそれに伴うSoftBank 4G(以下4G)の本格的開始(iPhone5のみ4G LTE)。
4Gの本格的な開始に伴って、当初は行う予定のなかったデザリングを急遽提供することになりました。理由はイー・アクセスとの合併で強気に出られることから来るんですが、ホントにauがやるから・・・という対抗策という面が強いですね。なお、デザリングサービスは2年間無料提供とのこと。
その他、Yahoo!との連携強化がなされ、ソフトバンクのケータイ番号をYahoo!のIDとして利用できる他、490円/月で映画や音楽のプロモVなどが見られる「UULA」、同じく490円/月とテレビに繋ぐドングルを使用するだけで、HD画質の映像を楽しめる「SMART TV スマテレ」などがあります。
では機種の紹介をしていきましょう。今回は年内発売予定の機種を紹介していきます。来年以降の機種は2013年の春モデルとして紹介していく予定です。
①iPhone5
アメリカのアップルから発売されるストレートタイプのスマートフォン。4インチのIPS液晶を搭載している。OSはiOS 6。
以前の機種よりディスプレイが大きくなり、かつ軽く(112g)コンパクト(薄さ7.6mm)になっている。CPUはA6という以前のものより2倍という処理速度の速いものを採用している。
機種はこれまで同様16・32・64GBの容量モデルが販売される。
個人的感想
後述することになるau版との差はあまりなく、通信方式の違いくらい(auはCDMA EV-DO Rev.AおよびRev.B、ソフトバンクは3G)。そうなると好みの問題になってくるが、基本的には繋がるエリアの多いところで決めるといいのかもしれない。
処理速度の速さには目を見張るものがあり、ボタンを押したら即反応というのは他のスマホではなかなか見られない特徴といってもいいだろう。
②RAZR M 201M
アメリカのモトローラ・モビリティから発売されるストレートタイプのスマートフォン。4.3インチのQHD有機EL液晶を搭載している。OSはAndroid4.0(後日4.1にバージョンアップ予定)。
ディスプレイにはゴリラガラス2、背面にはケブラー繊維という耐性強化が図られている。
個人的感想
ソフトバンクのモトローラ機種は、実に8年ぶり。ボーダフォン時代に出た問題のひどさに伝説的になったともいえるモデル702MO / 702sMO以来となる。
この機種は海外展開しているDROID RAZR Mをベースにしたもので、ホワイトのみ日本オリジナル展開のものになっている。
前述の点と耐性の強化が図られている以外はそれほど大きな特徴のない機種。それでもモトローラフリークにはうれしいお知らせだと思う・・・ただ既にauで出てはいるが(苦笑)。
③STREAM 201HW
中国のメーカーHuawei(華為技術)から発売しているストレートタイプのスマートフォン。4.3インチのQHD有機EL液晶を搭載している。OSはAndroid4.0(後日4.1にバージョンアップ予定)。
高速起動をウリにしている。
個人的感想
この機種は海外展開しているAscendをベースにしたもので、ドコモで発売するAscend HW-01Eとは兄弟機種になる。
電源を押して立ち上がるのに約5秒(電池を抜いてから挿し込んだ後の起動時除く)と高速起動をウリにしている以外は大きな特徴のない機種。ドコモの機種では搭載されているワンセグ・おサイフケータイ・赤外線通信・防水機能を搭載していないのも痛い。
④PANTONE 6 200SH
4.5インチのHD・NewモバイルASV液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid4.0(後日4.1にバージョンアップ予定)。
25色のカラーリングだけでなく、1900mAhの大容量バッテリー、NFCが搭載されている。
個人的感想
この機種は通算7代目のPANTONEケータイ。スマートフォンになってから2代目ということもあって、こ慣れた印象もある。ただ、他の機種が色々盛り込んでくる中、まだまだ目立つのがカラーリングでは情けないものがある。
ちなみに、今回200SHになっているのは、次の番号にあたる201SHがプリペイドケータイで発売していたため。そのため、来年発売のシャープの機種は202SHとなる。
次回はディズニーモバイルの新機種紹介です。

