アップルの新機種の新機能として一番に挙げるべきはNFC搭載でしょう。こちらはアップル独自の決済システムである「アップルペイ」を搭載しており、Touch IDを介して行われるとのこと。各所で決済ができるようにする予定なものの、日本での導入は未定。
この機能はかねてからアジア圏(特に日本で)要望されていただけに、日本での対応は必須だと思うんですけどねぇ。
もう一つは、アップルウォッチ。
iPhone 5以降の機種が必要になるのですが、腕時計からメールや電話ができるようになるというもの。心拍数の測定など健康面のサポートも行えるとのこと。
既にAndroid陣営のサムスンやソニーが出しているだけに、差別化をどう図るかがポイントでしょうね。もちろん、アップルで待っていた人は今まで歯ぎしりしていたでしょうから、うれしかったんだろうなぁ。
なお、今回の新機種もドコモ・ソフトバンク・auの3キャリアで発売されることになっています。
それでは機種の紹介をしていこうかと。今回は2機種登場するとのことだそうです。
・iPhone 6
4.7インチのRatina HDディスプレイを搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはiOS 8で、16・64・128GBの3モデルで展開される。
薄さが6.9mmとなり、丸みを帯びたものに変更されている。CPUとしてA8チップを搭載しており、A7よりもさらに高速処理が可能になっている。またMetalと呼ばれるグラフィック面が大幅増強された技術も搭載されている。カメラ機能も一部増強され、NFC・キャリアアグリケーション・VoLTEにも対応している(ただし、VoLTEに関しては、ドコモで対応するかは未定)。
個人的感想
遂にNFCに対応。既存のサービスも対応できるかがわからないものの、日本のおサイフケータイに対応するということになれば、iPhone有利が急速に働くのではないかと思われ。画面の大きさも柔らかいフォルムもこれまでになく強調され、日本人ウケしやすいものになっている。もしかすると、日本を意識したモデルなのではと勘繰ってしまうほど。
・iPhone 6 Plus
5インチのRatina HDディスプレイを搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはiOS 8で、16・64・128GBの3モデルで展開される。
薄さが7.1mmとなり、丸みを帯びたフォルムになっている。CPUとしてA8チップを搭載しており、A7よりもさらに高速処理が可能になっている。またMetalと呼ばれるグラフィック面が大幅増強された技術も搭載されている。カメラ機能も一部増強され、NFC・キャリアアグリケーション・VoLTEにも対応している(ただし、VoLTEに関しては、ドコモで対応するかは未定)。
個人的感想
この機種は、iPhoneとiPadという関係ではなく、iPhone 6のアドバンストモデルとして登場していると考えるといいかもしれない。機種としてはiPhone 6より大きいものの、既存モデルであるiPadよりも小さいので、今流行りのファブレット端末になっていると考えられる。このファブレットという考え方も日本を意識したものなのかもしれない。なお、機能面は全く同じなので、大きな画面が欲しいと思った場合はこちらがオススメ。

